top of page

上磯俳壇 俳句例会作品

執筆者の写真: 本谷本谷

身ほとりに静かにおりぬ良夜かな           釣谷せい子

鮭のぼる下校の空を賑わしく           鎌田 うめ

鬼灯や畑のすみで赤くなる           下国三歩

米寿過ぎ終活せねば鰯雲           坂本 楽生

秋空にジュウタンの黄の吸い込まれ           くどう秀子

朴落葉さらりと別れ言葉かな           大森三枝子

霧晴れて白衣を脱いだような峰           田中 風来

電柱の細い日影や秋深む           日光 安充

Comments


bottom of page