本谷2021年1月31日1 分上磯俳壇 俳句定例作品ブルースで波といっしょに初日くる 田中 風来 節分や次の間もまたセピア色 釣谷せい子 初暦それぞれの場所に納まりて 鎌田 うめ 響々に手袋干して愚痴も干す 日光 安充 昭和 平成 元和や 老の春 坂本 楽生 古希一人ぽそりと生きて年迎う くどう秀子 初日の出拝む心に年濯ぐ...
本谷2020年12月27日1 分上磯俳壇 俳句定例作品風花やみんな笑っていなくなる 釣谷せい子 凍る夜も銀河鉄道発車ベル 日光 安充 源さんと酒を酌みたし句碑櫻 坂本 楽生 初雪や登校の子等華やぎて 鎌田 うめ 葱の香に揃う二人の夕餉かな くどう秀子 寒さます急ぐ工事に街あかり 下国 三歩 すぐ来いと冬の星から電話くる 田中...
本谷2020年11月19日1 分上磯俳壇 俳句例会作品帰り花人の気配に揺れている 釣谷せい子 渓谷の音吸いつくす紅葉かな 大森三枝子 謎解けて最後のページ良夜かな 鎌田 うめ 墓の中吾が骨齧り秋時雨 日光 安充 雨はれて紅葉回廊蘇る くどう秀子 マルメロ湯今宵の風は果の香り 下国 三歩 犯人の顔短日の掲示板 田中 風来...
本谷2020年11月7日1 分上磯俳壇 俳句例会作品身ほとりに静かにおりぬ良夜かな 釣谷せい子 鮭のぼる下校の空を賑わしく 鎌田 うめ 鬼灯や畑のすみで赤くなる 下国三歩 米寿過ぎ終活せねば鰯雲 坂本 楽生 秋空にジュウタンの黄の吸い込まれ...