もし、道路で人が心肺停止で倒れていたら・・・。そんな事態に対処できるように、応急手当を小学生のうちから身につける取り組みが広がっています。
谷川小学校(福井博志校長)の児童(119名)は7月6日、北斗消防署の救急救命士を招き、低・中・高学年の3つに分かれて命の大切さを学ぶ救急講習を実施しました。
5・6年生はAED(心臓に電気ショックを与える医療機器)を使い、救急車が到着するまでに必要な応急処置を、練習用の人形を使って体験しました。児童は肩をたたきながら「大丈夫ですか?」と、息や意識の有無の確認をとり、周りの人に「あなたは119番通報を」「あなたはAEDを持ってきて」とチームプレーで応急手当を開始していました。
講習終了後、鈴木巧乙君(6年)は「いざという時は、勇気を出して行動します」と力強く話してくれました。
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