北斗市当別のカフェ「風の丘」(当別406)で過ごしていると、当店のスタッフと楽しく会話している女性に目に止まった。私もひとり。テーブルをご一緒させてもらった。
彼女は函館競馬開催をきっかけに道南に訪れ、北斗市という街の名前にロマンを感じて、道南いさりび鉄道(いさ鉄)の列車に揺られて当別にきていた。中田商店のレンタル電動自転車で当別を観光。「トラピストの並木道 素敵だったわよ~。あの女優さんが出ているCMのロケ地よね」と、嬉しそうに話してくれた。
いさ鉄と言えば、函館山の横夜景。今にでも大雨が降りそうなどんよりとした曇り空だったが、列車からもしっかりと見る事ができたと話す。「どこに行っても函館山が見える街なのね。ルルドの洞窟にも寄ってきたんだけど、そこからも見えていたわ」と感激している様子だった。「この街にはお宝がザックザク」「足元にお宝が埋まっている」と、いさ鉄職員や風の丘メンバーが使っていた言葉を思い出す。
また彼女は「実家に帰ってきたみたい」と口にする。「列車は生活の足に利用している人がたくさん乗っていたし、自転車を借りた中田商店の方が、本当に親切な方で、色々な話しをさせて頂いたわ。ここのお店(風の丘)も美味しいからって勧めてくれたの」と中田商店での会話を楽しそうに話してくれた。時折りログハウス作りをしている風の丘メンバーの姿にも癒されているようで「素敵ね」と微笑んでいた。
当別観光はトラピストや函館の横夜景だけではなく、一期一会を大切におもてなしをする『当別の人々』も魅力になっていると実感した。
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