昨今の大規模自然災害を踏まえ、地域住民や防災関係機関が連携した北海道総合防災訓練を5月25日、函館、北斗、鹿部、江差、厚沢部、せたなの道南6市町で行い、防災力の強化に努めました。
橋が災害により通行不能となったと仮定し、久根別川河口付近では自衛隊が架橋器材「07式機動支援橋」で約60mの橋を設置しました。消防車・パトカーなどの緊急車両が通行した他、一般住民が徒歩で向こう岸まで渡りました。
見学に来ていた30代の男性は「橋が壊れたら物資がストップする事に気が付きました。大がかりな訓練を目の当たりにして、いざという時の自分の避難行動を想像しています」と話していました。
北斗市は市保健センターに避難所を開設し、支援物資の輸送や配布などの運営訓練をしました。
防災無線から「(訓練)震度6の地震が発生」と避難勧告が流れると約100名の市民が集まり、配布された避難用のマットを広げて自分のスペースを作る人や段ボールベットを組み立てて、避難所での空間を体験しました。獣医師によるペット同行避難の啓発も行われ、ペットと避難する時の注意点や災害対策についての説明も行われました。
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