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執筆者の写真本谷

展示品から伝わる平和の尊さ 郷土資料館で「戦争と平和展」開催中


 北斗市郷土資料館で、同館が所蔵する第二次世界大戦にかかわる資料を展示した「戦争と平和展」が開催されています。 

同展は、日本が歩んだ辛く苦しかった時代をふり返るとともに、現在の「平和」の尊さについて見つめなおしてほしいと開かれ、軍装品・日用品など81品目172点の資料と解説パネル50枚が「戦争へとすすみゆく世界と日本」「戦地へのおもむいた若者たち」「平和な世界のために」などの7つのテーマに分けて展示されています。

 開催初日となった広島原爆の日でもある8月6日、夏休みの自由研究のために訪れた上磯中学校の小西ひかりさん(3年)、中西琴音さん(3年)、川浪彰真君(1年)の3名は、「怖いです。テレビで戦争の話を観てきましたが、実際に使われていた当時の物を目の前にすると、他人事のようには思えないです。」と話し、展示されている資料を通じ当時に思いをはせていました。

 同館学芸員の時田太一郎さんは「かつての戦争は『自ら信じる正しさのためであれば、他者の人権や尊厳を踏みにじっても構わない』という考えによるものが大きく、これは現在の私たちとも決して無縁ではないと思います」と、戦時中を思い出し、現在の平和を守るための戒めとする大事さを語りました。

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