『多くの交通事故被害者は夜光反射材を身につけていない』
この事から函館中央署北斗交番の村上富一所長は、歩行者に反射材を身につけてもらう事を第一に考え、普段使いができる「夜光反射材付きショルダーバッグ」を考案しました。ショルダーベルトと本体の縁にぐるりと反射材が縫い付けてあり、ヘッドライトの光が当たると、その光は光源である自動車に向かってそのまま反射されるので、ドライバーは歩行者の存在に気がつくことができます。本体の大きさは、縦16センチ、横24センチのナイロン製で、鍵や財布、スマホ等を入れる事ができます。
昨年、北斗市の国道で発生した死亡事故をきっかけに、所長は夜光反射材の利用普及策を改めて見つめ直しバックを発案、札幌市に住む知人に試作品を依頼しました。 所長は3月末で定年退職を迎える為、今後は同警察署交通第一課長の中林正志さんや有志ある市民が普及啓発を引き継ぎました。
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