函館水産高校(亀山喜明校長、生徒429人)は7月10日、「高等学校OPENプロジェクト」を開きました。道南いさりび鉄道「ながまれ海峡号」のツアーを企画した㈱日本旅行北海道の永山茂さんが講演し、生徒に大きな企画をするときの考え方を「ながまれ海峡号」を通して伝えました。
永山さんは数十億もの製造費をかける豪華な観光列車が多くあるなか、わずか3000万円の資金でできた「ながまれ海峡号」が鉄旅ブランプリで最高賞を受賞した事をあげ、「知恵と情熱があれば、お金がなくても日本一のものを作り出す事ができる。仲間と多くの人に知恵をもらって」と生徒にメッセージを送りました。
この他、永山さんはいさ鉄は、「第一に『お客様』そして『文化・経済・思い出』を運ぶ列車」と紹介し、鉄道観光による地域活性化についても解説しました。
当校の横を走る身近な「いさ鉄」の話題により、生徒たちがこれから作り出す未来の参考になったものと思われます。
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