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執筆者の写真本谷

笑顔で話しかけてみよう 手話研修会


 昨年4月、手話と聴覚に障がいのある方々への理解を深め、地域で共に生きる共生社会の実現を目指す「北斗市手話言語条例」を制定したことを受け、北斗市は2月10日、北斗市総合文化センターかなで~るで令和元年度市民向け「手話研修会」を開催しました。

当研修会では民生委員などの団体約60名が参加し北斗ろう協会設立準備会の会員4名が講師となり手話通訳者が手話を読み取り、音声で伝えました。

耳が聞こえない障害は外見ではわからないために、周囲に気づいてもらえない事が多く、情報が入らない・伝わらない・誤解される、などの悩みを持っていること。災害がおきても、防災無線が聞こえないために避難が遅れ、避難所でも配給などのお知らせが聞こえないために取り残されてしまうと、不安になっていることを話しました。

また、コミュニケーション方法の1つである手話を参加者と一緒に実践した他、大切なことは、語りかけようとする気持ち。笑顔でこんにちはと話しかけるだけで、交流ができると伝えました。最後に参加者と一緒に童謡唱歌「ふるさと」を手話で歌い、当会を楽しく閉じました。

 北斗ろう協会設立準備会の扇谷吉久代表は、「たくさんの皆さんに参加いただき嬉しかったです。このような会を積み重ね、手話を身近に感じてもらいたい」と手話で話し、3月に市内3か所で開催する「手話教室」に意欲を示していました。

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